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■経絡(けいらく)
経絡とは、東洋医学用語で経脈と絡脈の略称です。経脈は身体の上下に直行し、絡脈は身体の左右に横行し、主幹と分枝とに分かれ内部では臓腑に属し、外部では体表に分布し、経絡は全身を隈なく網の目のように行き渡っています。(大きな12本の流れがあり、12経脈といいます。)
そしてこの脈が、生命活動の基本要素である『気』と『血』を運んでおり、この流れが滞らない状態が「健康」とされています。
『気と血の流れ』が滞ると臓器の変調が体表に反映されたり、体表の乱れが臓腑に影響を及ぼしたりします。
■経穴(けいけつ)
経穴とは「ツボ」のことです。全身に分布しています。
経穴は”点”で、それを結んだ”線”が経絡です。
指針整体では、点である「ツボ」だけではなく、線である『気と血のエネルギーの流れ』を整えます。
■12経脈
(1) 肺経 −手の親指から腕の外側を通り肩へ
(2) 大腸経−鼻から肩を通り腕の外側を通り手の人差し指へ
(3) 胃経 −頭から内臓、脚の前側を通り足の人差し指へ
(4) 脾経 −足の親指から脚の内側を通り肩の下へ
(5) 心経 −脇の下から腕の内側を通り手の小指へ
(6) 小腸経−耳から肩、腕の内側を通り手の小指へ
(7) 膀胱経−頭から背骨の横、脚の後側を通り足の小指へ
(8) 腎経 −足裏から踝、脚の内後側を通り鎖骨へ
(9) 心包経−手の人差し指から腕の裏側を通り肩の下へ
(10)三焦経−眼の横から耳、肩、腕の表側を通り手の小指へ
(11)胆経 −頭から首の後側、内臓、脚の外側を通り足の小指へ
(12)肝経 −足の親指から脚の内後側を通り胸へ
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